オアンダジャパン オーダーブックを活用したトレード実例公開!!

FX
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FXのサイトで紹介されているオアンダのオーダーブックって使えるの?

ただ口座開設させたいだけじゃないの?

こんな疑問を持っている方へ向けての記事です。

実際の私のトレードを紹介して使える手法の一つとして今後のトレードスキルの向上に役立つはずです。

そもそもオアンダって何?と思っている方はまずはオアンダジャパンの公式サイトが非常に分かりやすく解説してくれています。1:53辺りからオープンオーダーの説明をしてくれています。

OANDA Orderbook 3min

この記事ではオーダーブックのことは知っているという前提で、オーダーブックの詳細は割愛させていただきます。

オアンダジャパン オーダーブックを活用したトレード実例公開!!

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オープンオーダーを使えば数分で利益が出せることもある!

このツールを使ってそんな簡単に利益は出せるの?

みなさんここが一番知りたい所ですよね。

答えを言うと、利益は出せます。

私も実際にこのオーダーブックを見て日々のトレードに活かしています。

実際のトレード事例を解説していますので、ぜひ私の実際のトレードを見て皆様のトレードの参考にしてほしいと思います。

ただし!!

私はこれだけを使っているわけではないです。むしろ特定のタイミング、条件を満たした時しか使っていません。

色々な手法がある中の一つとして参考にしていただければと思います。

どうやってトレードすればいいの?~実際のトレードで解説~

それでは、具体的に手法を解説していきます。

見るポイントはたった1つ

それは、オープンオーダーを見てどれだけ逆指値の注文が入っているか

これだけです。

胡散臭いと思ったあなた!これから詳しく解説していくので最後まで見て下さい。

トレードのスタイルとしてはスキャルピングの部類になります。

このブログではサラリーマントレーダーである私の経験を元に兼業トレーダーの方、サラリーマントレーダーの方向けに情報発信しています。

そのため、シンプルかつ隙間時間にでも何とか利益を出していく手法を紹介していきたいと思っています。

それでは、詳しく解説していきます。

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これが実際のオーダーブックの画面です。

左がオープンオーダー、右がオープンポジションになっています。

このオーダーブックにはいくつか使い方はあり、そのうちの一つが今回紹介する手法になっています。

今回はオープンオーダーしか見ません。さらにオープンオーダーの中の逆指値にどれだけ注文が入っているかに注目します。

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オープンオーダーの中の逆指値の注文ってどうやって見ればいいのか。

それは「青いバー」を見るだけです。

まず緑のラインが現在のレートだと思ってください。

オアンダのオーダーブックは口座の使用頻度の条件によって更新される時間に差があります。

口座を開設すれば20分毎にこの画面が更新されていきます。オアンダの口座で一定以上取引すると5分毎の更新になりますが、20分毎の更新でも十分使えるツールです。

緑のラインと中央のラインを十字線として画面を縦横4分割にして考えます。

左上のオレンジのバーは「指値」の注文がどれだけ入っているか。

指値というのは例えば、上昇する相場の中で現在のレートより高いところに「売り」の「指値」を置いたとします。

そのまま相場が上昇してその指値のレートに触れると「売り注文」が入ることになります。

つまり、上昇して売りの注文が入るということは注文が多く入っていれば、その値段まで行くと一気に壁として機能します。つまり逆張り圧力ということになるので反発ポイントと考えることができます。

反対に右下のオレンジのバーは緑のレートを基準にして下落する相場で指値のレートに触れると「買い注文」が入ることになります。

オレンジのバー=逆張り圧力 と覚えておけばいいです。

それでは、右上、左下の青いバーは何を示しているか。

それは、「逆指値」の注文です。

逆指値とは何か?簡単に説明すると

現在のレートより高い値段に逆指値の注文が入っていた場合、上昇してその注文が約定すると「買い」の注文が入るということです。

上昇すると買いの注文が約定?

よく分からないと思った方はこう考えてください。

仮にドル円で現在レートが108.5円にある状態で、あなたはこれから下落するだろうと思い、売りのポジションを持っていたとします。

108.5円が一番値段が高いところ、天井だと思って売っているのですが、自分の思惑と反対に上昇した時のことを考えた場合にどうしますか?

恐らく多くの方が、どんどん含み損が増えていく、これ以上レートが上昇したらヤバい・・・この辺りのレートまで来たら損切りしなきゃだよな・・・。

そして、例えば今のレートの20pips上の108.7円に来たら損切りするような注文を入れますよね?

この損切りを入れる注文が「逆指値」の1つの使い方です。

逆指値の注文=損切りの注文 と覚えておいて問題ありません。

それでは、再度オープンオーダーを見ます。

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右上の青いバーを見て下さい。

左下の青いバーと比べて長いバーが多くないですか???

バーの長さ=注文量の多さと考えてください。

するとこの画面から読み取れることは何でしょうか?

みなさんもまずは自分で考えてみてください。

答えは、

・右上と左下を比較すると右上の方に逆指値の注文が多い

・109.7円より上に1.5%~2.0%まで注文の入っているバーが3本もある

つまり、109.7円より上にレートが来ると逆指値の決済が約定する、損切りの注文が入っているということになります。

ただ、このバーはそれぞれ0.5pips刻みですが、必ずしも109.7円、109.75円ぴったりに注文が入っているわけではありません。

おおよそその値段に注文が入っているということを示しています。

青いバーを見てどこに逆指値の注文が入っているかを見たところで実際のチャートも見てみましょう。

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2020年1月10日までのローソク足が確定した日足チャートです。

チャート分析をすると8月に底を付けてずっと上昇してきました。

ただ、109.7円のラインをずっと抜けられないでいます。そして直近の数日間で売り圧力がかかり107.5円付近まで下落するも急反発で再度上昇してきている局面です。

ここから何が分かるか、109.7円が強いレジスタンスになっているということはこの辺りから売りのポジションを持っている人はいそうですよね。

でも直前でV字で急反発していますよね?

ということは、この急上昇に巻き込まれて含み損も抱えているトレーダーも多そうです。

ここまでチャートを見て情報を整理しました。

ここで、先ほどのオープンオーダーの情報と合わせて考えてみるわけです!!

オープンオーダーからは右上と左下を比較すると右上の方に逆指値の注文が多い

109.7円より上に1.5%~2.0%まで注文の入っているバーが3本もあるでしたよね?

総合して考えると、109.7円を超えるとヤバい、上昇してしまう・・・と思っている人たちがいる。

売りポジションを持っているショーターたちが損切りの注文である、逆指値を大量に入れていることが分かります。

めちゃくちゃ分かりやすいですよね。これが大衆心理です。この大衆心理をオープンオーダーは口座を開設するだけで一般の個人投資家である我々に見せてくれるというわけです。

段々、シナリオが見えてきましたか?

ここまで来ればどういう作戦でいけば利益が取れるのか分かった方もいらっしゃると思います。

もちろん、自分が109.7円の少し上に逆指値を置いている側であればマズいのですが、あくまでもこれからポジションを持つにはどこで利益を取ろうかということです。

答えは、109.7円を上抜けば大量の逆指値の買い注文が約定して上に大きく走りそう

です。1.5%~2.0%の注文量というのはかなりの注文が入っています。そして3本もこれだけの注文量が入っているということは・・・

一番下辺りの値段に触れて逆指値が約定すれば、どんどん上昇する燃料になるということです。

さぁ、あとは注文するだけです。細かいチャートを見ていきます。

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2020年1月13日、ドル円1分足のチャートです。

夕方の18時まではローソク足の大きさも小さいですが、じわじわと上昇してきているのが見て取れると思います。

先ほどの日足のチャートの通り、直近でV字で上昇してきているという前提条件と先ほどのオープンオーダーの情報から、このまま109.7円まで触れれば一度一気に損切りを巻き込んで上昇するだろうとシナリオを立てました。

そして、ちょうど欧州時間が始まり18時を越えた時、逆指値注文約定。

損切りとして逆指値の注文を入れる場合もあれば、新規で逆指値の買い注文を入れることもできます。

ここで、何で?逆指値は損切りの注文じゃないの?と思った方もいるかと思います。

損切りの注文=逆指値の注文というのは正解ですが、これはあくまでポジションを持っている人が入れる注文になります。

今回のように値段が走りそうなレートにポジションを持っていない状態で逆指値の注文を入れると新規のエントリーの注文にもなります。

つまり、109.7円に到達したら新規の買い注文が入るようにする。そうすることで上昇すれば利益が出るということです。

私は損切りの正反対で新規で買いを入れて上昇すれば利益が出る側にいました。

シナリオ通り、109.7円を越えた瞬間、急騰しました。

みなさん、これは1分足です。

5分経たない間に15pips上昇していきましたね。

私はこの急騰だけを狙い撃ちして15pipsで利益確定させました。

まとめ~まずはオアンダで口座開設をしよう~

ここまで分かりやすく注文が入っていることはあまり多くはないですが、条件が揃えばスキャルピングで簡単に利益を取ることも可能になります。

今後もこの手法が使える機会があれば紹介していきたいと思います。ぜひ参考にしてください。

兎にも角にもオーダーブックを見るためには口座開設をしなければいけませんね。

無料かつ、簡単に口座開設できますのでこの機会に作っておくといいと思います。

リンクを貼っておくので興味がある方はぜひ↓

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